ポイントプログラム改定について

クレジットカードのポイントプログラムは、運営上の理由や情勢の変化などに対応するために、しばしば内容を改定(リニューアル)することがあります。 それほど頻繁に行われるものではなく、かつ、サービスに大きな影響を及ぼすものであるため、基本的にはしっかりと利用者にアナウンスした上で実施されます。

なので、常日頃から注意していなければならないものではありませんが、いざ改定の通知があった場合には、その内容についてしっかりと把握し、必要があればすぐに行動を起こせるように心がけましょう。

クレジットカードのポイントプログラムが改定される場合は、事前に利用者に対する通知が行われます。 その通知は、会員情報として登録したアドレスにメールが届く、公式サイトにお知らせが掲載されるなどといった方法で行われるのが一般的です。

しかし、利用者の中には、普段は使わないフリーメールで会員登録を行ったため受信ボックスを確認していない方や、ポイントプログラムの公式サイトなど滅多にアクセスしないという方もいます。 結果、いつの間にか改定が実行されてしまい、変更内容を全く知らないまま利用を続けているといったケースも少なくありません。

改定内容がサービスの改善であればまだしも、例えば、ポイント還元率が大幅に下がったり、ポイント付与の条件が追加されるといった「改悪」だった場合にはがっかりですよね。 ポイント還元率を売りにしているクレジットカードは、しばしば大幅な改悪を行うことがあるので、SNSを利用するなどして常にアンテナを張っておく必要があります。

ポイントプログラムの大規模な改定事例

今までにあったポイントプログラムの改定で有名なものは、2013年7月に行われた「Yahoo!ポイントとTポイントの統合」が挙げられます。 これは、Yahoo!サービスで獲得できるポイントをすべてTポイントに統合し、さらにTSUTAYAのオンランサービスで利用する「T-ID」を「Yahoo!JAPAN ID」に統合するというものでした。

統合の3年前(2010年7月)からYahoo!ショッピングでTポイントを使えるようにするなど、統合の下準備にはかなりの時間をかけ、慎重に事を進めていたように思えますが、それでも多少の混乱はあったと記憶しています。

また、最近話題になったのはライフカードの改悪ですね。ざっくりまとめると下記のような内容です。
【1】誕生月のポイント5倍がポイント3倍に
通常、0.5%の還元率が誕生月は2.5%になることが人気の大きな要因でしたが、それが3倍になってしまいました。これだけでかなりの利用者を減らしたと思われます。
【2】ANAマイル交換レートの変更
変更前は「300ポイント=900マイル」でしたが、「300ポイント=750マイル」になります。マイル還元率は0.3%から0.25%への改悪ですね。
【3】ETC利用のポイント付与がなくなった
【4】楽天edy、nanacoへのチャージでポイント付与がなくなった
【5】JCBギフトカードの購入でポイント付与がなくなった
ポイント付与の対象も一気に減りました。楽天Edyやnanacoのチャージに関しては、ポイント付与対象外とするクレジットカードも増えているので致し方ない感がありますが、ETCはどうなんですかね?

一度でこれほどの改悪が行われるケースは滅多にありませんね。私的には、「これでライフカードは終わったかな」という感じがします。 今までも誕生月以外に利用されることはあまりなかったと思いますが、改悪後はもはや何のメリットも感じないクレジットカードになってしまいましたね。

さて、もし自分のメインカードにこのような改悪が行われた場合、事前に内容を把握していないのはかなりのデメリットになります。 そうならないように、自分が利用しているポイントプログラムからの通知は必ず受け取れるようにしておきましょう。